仲里依紗

仲里依紗

仲 里依紗(なか りいさ、1989年10月18日 – )は、日本の女優、ファッションモデル。本名同じ。一人称及び愛称は、仲さん

長崎県出身。アミューズ所属。日出高等学校卒業。靴のサイズは24cm。

来歴

  • 妹が少女漫画雑誌『ちゃお』(小学館)に連載されていた今井康絵の漫画『シンデレラコレクション』の主人公に似ている女子を探す「ニーナをさがせ!!モデルオーディション!!」というオーディションを発見し、仲里依紗の写真を勝手に送る。特別賞を受賞し、これをきっかけに芸能界入りをする。ちなみに本賞にあたるニーナ賞を受賞したのは水沢エレナだった。
  • ファッション雑誌『CANDy』のモデルとなる。(また、ニーナ賞を受賞した水沢エレナも同雑誌のモデルである)
  • アニメ映画『時をかける少女』の主人公の声を担当、実写版『時をかける少女』でも主人公を演じる。
  • 映画『純喫茶磯辺』で、第30回『ヨコハマ映画祭』最優秀新人賞を受賞する。また第63回『毎日映画コンクール』スポニチグランプリ新人賞を受賞。
  • 2010年、ヒロインであるゼブラクイーン役で出演した映画『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』にて、ゼブラクイーンとして歌手デビューを果たした。この作品と『時をかける少女』の演技が評価され第34回日本アカデミー賞など数々の映画賞を受賞した。
  • 2011年、東日本大震災の復興支援のために結成されたチーム・アミューズのチャリティー楽曲「Let’s try again」に参加。

人物

  • 父方の祖父がスウェーデン人である。「里依紗」という名前は、モナリザの絵が好きだった祖父が名付けた。
  • 3姉妹の長女である。特技は、日本舞踊と水泳、ピアノ。
  • ホラー映画と洋楽を好み、邦楽では浜崎あゆみとRIZEのファンである。最近ではPerfumeも聞く。
  • IMALUと親交がある。
  • 好きな食べ物はレバー刺し。
  • ペットはチワワ・モモンガ・フグ・ウーパールーパーを飼っているが、ヘビ・カエルが苦手である。
  • 『ハチワンダイバー』 で仲が演じるヒロインの中静そよは、「アキバの受け師」と呼ばれる謎の女性棋士で、「秋葉原メイド掃除クラブ」で出張メイドのアルバイトもしている巨乳の 19歳という役である(メイドの時は「みるく」という源氏名で呼ばれている)。そのためドラマ中では、胸そのものに注目が集まる話があったり、実際に胸の 谷間を強調したメイド服を着る場面もあるが、本人は「抵抗は全然ないといいますか、むしろ、この現場を楽しんでます。胸を強調されるのも、お芝居上だけで すし、大丈夫です。」と述べる。
  • 『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』で、悪役「ゼブラクイーン」を演じた際、露出度の高いセクシー衣装に対して、「ホント、最強ですよね。布の面積が少なくて、毎回、網しかもらえなかった(笑)」とコメント。監督の三池崇史から「結論として(次は)スッポンポンになるしかない」と言われると「モザイクをかけてもらえれば」と応じた。
  • TBSの『「ひみつの嵐ちゃん!』にゲスト出演した時には、「芸能界に入ってから10人中9人には二宮さんに似てるねと言われた事がある」(特に口元)と語り、嵐のメンバーにも似てると言われた。
  • 本人曰く、かなりのインドア派らしく、最高で4日間、家から一歩も出なかった事があるという。
  • マネージャーも頻繁に仲の公式ブログを更新をする。
こちらもおすすめ三池崇史作品

受賞歴

2008年(『純喫茶磯辺』)

  • 第30回 ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞
  • 第63回 毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞

2010年(『時をかける少女』『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』)

  • 第34回 日本アカデミー賞 新人俳優賞
  • 第23回 日刊スポーツ映画大賞 最優秀新人賞
  • 第20回 東京スポーツ映画大賞 最優秀主演女優賞
  • 第25回 高崎映画祭 最優秀主演女優賞

主な出演作品

ハチワンダイバー

ハチワンダイバー』(81diver)は、柴田ヨクサルによる日本の漫画作品。および、これを原作とするテレビドラマ作品。

『週刊ヤングジャンプ』(集英社)2006年41号より連載中の将棋アクション漫画。元奨励会の青年・菅田がアキバの受け師に導かれて真剣師との戦いを繰り広げていく。

単行本は集英社ヤングジャンプコミックスより2012年3月に24巻を刊行。宝島社「このマンガがすごい!」2008年版オトコ編1位作品。

ちなみに将棋監修の鈴木大介八段が振り飛車党のためか、主人公をはじめ振り飛車を操る登場人物が多い。

あらすじ

主人公の菅田健太郎はかつてプロ棋士を目指していたが挫折し、今では賭け将棋で日銭を稼きつつ漫然とした日々を送っていた。勝負に勝 ち過ぎ対局を避けられるようになった菅田は、ある日秋葉原の凄腕棋士のウワサを聞く。秋葉原に赴いた菅田は自信満々でメガネの女真剣師「アキバの受け師」 に勝負を挑むが、手も足も出ずに完敗を喫する。 プライドをズタズタにされ、その悔しさから久々に将棋への情熱を取り戻す菅田。しかし自堕落な生活で部屋は荒れ放題。片付けの為に清掃会社に派遣サービス を依頼するが、現われたのはなぜかメイド。しかも菅田を「ご主人様」と呼ぶそのメイドこそ彼のプライドを打ち砕いた張本人、「アキバの受け師」だった…。

ヤンキー君とメガネちゃん

ヤンキー君とメガネちゃん』(ヤンキーくんとメガネちゃん)は、吉河美希による日本の漫画作品、及びそれを原作としたテレビドラマ。2005年に『増刊マガジンワンダー』(講談社)で読み切りとして初登場し、その後『週刊少年マガジン』(同)2006年27号より3号連続で集中連載。2006年46号から2011年25号まで本連載された。略称は『ヤンメガ』。2010年4月23日からTBSでテレビドラマ化された。

紋白高校1年A組の品川大地は現ヤンキー。一方、同じクラスの学級委員、足立花は元ヤンキー。花はヤンキーであったことを隠し学級委員として生活しているが、ある日不良た ちに絡まれた際、彼女が元ヤンキーであったことが品川に知られてしまう。やがて引きこもりの千葉星矢と出会い、2人で千葉を立ち直らせ、2人のはじめての 友人となる。更に進級後には姫路凛風、和泉岳も加わり、5人で生徒会役員として学校や生徒が抱える問題にぶつかっていく。

日本人の知らない日本語

日本人の知らない日本語』(にほんじんのしらないにほんご)は、原案・海野凪子、漫画及び構成・蛇蔵による日本のコミックエッセイを原作とした連続テレビドラマ。yorimo(読売新聞が運営する会員制ポータルサイト)にて四コマ漫画版やクイズの連載もされている。単行本は2012年3月現在、メディアファクトリーより3巻まで発行されている。

日本語学校の教師を務めるなぎこ先生の目線で実際に起こった体験談を基に、異文化交流を取り上げた漫画。外国人学生達との交流を中心に学生から繰り出される超マニアックな質問に悩みながらも、楽しく勉強を教えている風景を描いている。学校内の出来事以外にも外国との文化の違いからくる誤解を解いたり、日本の風習、日本語の成り立ちを歴史的観点から学んだり、日本人がよく間違う日本語、日本人も知らない正しい日本語も学べる作品となっている。

2010年7月15日から同年9月30日まで読売テレビ制作・日本テレビ系列(NNS)の木曜ナイトドラマ枠(毎週木曜23:58 – 24:38)で放送された。

ドラマ版は原作のエピソードを基にしつつ、主人公のハルコが教師同士の交流や生徒のトラブルに積極的にかかわって問題を大きくしてしまい、その解決に乗り出すなど、人情味のあるドラマとして作られている。

主演は仲里依紗で、仲はこの作品が連続ドラマ初主演となる。エンディング後の次回予告では「このドラマはフィクションです。言葉の説明には諸説あります。」というテロップが表示される。

キャッチコピーは、「主演、仲里依紗。正しい日本語はこの私に習いなさい」。

2010年11月26日、DVD-BOXが発売。

元カリスマ店員で高校教師を目指す嘉納ハルコが「3ヶ月臨時教師として働いてくれれば就職先を紹介する」と高校時代の恩師・秋元邦子に紹介され、日本語学校の臨時教師になる。しかし同僚の教師・鷹栖一樹と些細なことから口論となり、「生徒全員が卒業試験に合格できなければ教師になる事を諦める」と約束してしまったため、どうしたら生徒たちが日本語や日本文化を理解出来るのかと四苦八苦する。結局、全員を合格させる事は出来なかったため、高校教師になることをあきらめたハルコは日本語教師の職にやりがいを見つけ仕事を続ける。